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  • 荻原 しのぶ

  • Shinobu Ogiwara

  • 服飾造形科2年

  • 大谷 絵里菜

  • Erina Otani

  • 服飾造形科1年

ーファッションを好きになったきっかけ、ドレメに入った理由教えてください。

荻原小学生までは全然ファッションに興味がなくて、中学生から興味を持ち始めました。それが私の中では新鮮なことで、すごくのめり込んだんです。趣味として、その頃の出来る範囲でファッションを楽しんでいる感じ。
高校は好きな授業を選べる総合学科という所で、絵を描くのも好きだったので、美術系の授業を選んでいました。
ファッションの学校に行こう、と中学生の頃に決めて、高校生でどのファッションの学校に行くか本格的に検討し始めて、担任制というところに惹かれて、ドレメに決めました。

ー荻原さんは3月で服飾造形科を卒業だと思いますが、春からは就職ですか?

荻原春からはアパレルデザイン科に進学します。デザイナー職希望で、就職活動も始めようと思っています。

ー造形科を卒業後はデザイナー職や縫製職に就くイメージが強いのですが、デザイナー職に就くためにはアパレルデザイン科に進学する人の方が多いのですか?

荻原ほとんどの人がそうですね。デザイナーになるためにはやはり3年は学ばないと、と言われています。造形科2年で卒業する人は、販売か縫製が多いと思います。

ー大谷さんはどのようなきっかけでしたか?

大谷ファションを好きになったのは、高校2年生の頃。周りの友達がお洒落を気にするようになって、私も自然な流れで興味を持ち始めました。そんな時、町田にある古着屋さんに出会って、店員さんも凄くいい人で、そこにある古着ひとつひとつがとても魅力的で、そこからどんどんのめり込んでいった感じです。進学するならファッション系かな、と思って、ドレメに入りました。造形科に決めた理由は、小さい頃に親が服を作ってくれていたので、私も作れるようになったらいいのかもしれないなと思って、造形科に決めました。

ー造形科でもうすぐ1年が経ちますが、どうですか?

大谷造形科は課題が多くて大変です。今日も深夜3時までやっていました(笑)。
荻原2年はもっと大変だから甘く見ない方がいいよ(笑)。
大谷ほんとうですか!?もう限界です(笑)。

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ー学校がない休みの日はどのように過ごしていますか?

荻原ドレメ通りにある香港園(ほんこんえん)という中華料理屋さんで、休みの日はほとんどバイトをしています。洋服を買いに行ったりする時は原宿に行きます。下北沢にも行きたいんですが、なかなか行けてないのが残念です。
大谷私も休みの日はバイトしています。遊ぶ時は地元が神奈川なので、横浜が多いですね。

ートレンドについて学ぶことの多いファッションサービス科なので、私達は安くてトレンドアイテムが豊富なファストファッションは気になる存在です。その反面、縫製が雑だったり生地が薄かったるすることもあるとか・・・。服作りを中心に学ぶ服飾造形科のお二人はどのように思いますか

荻原高校の時やドレメに入りたての頃は買っていました。でも、今はもういいかな、という感じです。安いのはすぐに駄目になって、捨ててしまうから。ちゃんと自分の気に入った物を長く着続けたいなという思いがあったので、最近は買ってないです。
ハイファッションが流行る時代もあると思うけど、お金のない若者には、安くてたくさん買えるファストファッションは必要不可欠なのかな、とも思います。私も前まではそうだったので。

ーだんだん考え方が変わっていったんですね~。

大谷私はファストファッションをあまり買わなくて。
一度だけH&Mに見に行って服を触ってみたけど、もろそうだし、夏とかは生地がペラペラなものばかりで、「これ透けちゃうんじゃないかな!?」とびっくりしました。私も、安いものを買うより、少しお金を貯めていいものを買いたいなと思います。

ー確かに、夏物は生地がペラペラなのは少し気になりますよね。でも、流行のサイクルは早いし、ワンシーズンしか着ないことも多いから、ファストファッションで充分かなとも思うんです・・・。いろいろ考えさせられますね。

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ー服飾造形科を卒業すると、デザイナー職や縫製職に就くことが当たり前だと思っていた私達にとって、造形科でも販売職に就く人が多いと知り、とても驚きでした。
サービス科は販売職に就く人がほとんどですが、服作りが出来てもデザイナーになるのは簡単ではないんだということに、改めて気付かされました。
ファッションサービス科、服飾造形科、それぞれに出来ることは何なのか、考えさせられるインタビューでした。