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  • 李 瀟

  • Li Shou

ー私はファッションサービス科1年の王曜涵です。同じ留学生、国籍も同じなんです。よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

ー李さんはなぜ服飾造形科で2年間勉強したあとアパレルデザイン科に進学したのですか?

デザイナーになりたいと思ってドレメに入ったので、造形科で2年間学びましたが、デザインも技術もまだまだ足りないと思ったから、アパレルデザイン科に進学しました。

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ー憧れているデザイナーやブランドはありますか?

ヴァレンチノとかジバンシーが好きです。エレガントなイメージにとても影響されています。卒業制作もそんなイメージでデザイン・制作しています。

ー卒業制作のテーマは何ですか?

テーマは“ホワイトボヘミアン”です。私は白がとても好きなんです。プリーツを使ったデザインですが、プリーツは全部自分でたたみました。ちょっと高いけど肌触りがいいシフォンを使いました。アパレルデザイン科に進学して、素材にもこだわりが出てきたし、自分が作りたいものというだけじゃなくて、デザイン性や機能性などもしっかり考えるようになりました。

ー日本に来てどれくらいなんですか?

もう5年になりました。最初は授業もわからないことが多くて大変でしたけど、よく聞くように努力して、時間がたつにつれてだんだん慣れてきました。今は言葉もそんなに問題ないと思っています。

ー留学生としてドレメでの学生生活はどうでしたか?

みんなすごく優しくて親切だし、そしてみんな元気で、活気にあふれています。ファッションに対する情熱と感覚がとてもすばらしいと思います。みんなに影響されて私もがんばらなくっちゃって思ってやってきました。

ー卒業後は帰国するのですか、それとも日本で続けて仕事していくのですか?

日本で仕事をしたいと思っていたので就職します。アパレルではないのですが,IT関係の企業に決まりました。日本はIT関係の人材を海外からけっこう導入しているそうで、私は日本語が話せない人の通訳的な仕事をします。もちろんデザイナーという夢は持ち続けていますが、まずは日本できちんと就職できたのが嬉しいです。これからたくさん経験を積んで、夢に向かってがんばっていこうと思います。

ー食べものは何が好きですか?

日本料理がいちばん好きなんです。特にお寿司が大好き!日本のいちばんの魅力はやっぱりお料理です。中国でも日本料理は今ブームですよね。

ー日本が好きなんですね?!

はい。日本にいる親戚の影響が大きいけど、ずっと日本に憧れていました。実際に日本に留学して、とても暮らしやすいと思っています。交通は便利だし、空気はきれいだし、素敵な所がいっぱいあるし…。東京以外にも京都や神戸、長崎、名古屋、静岡、山梨などけっこういろんな所に行きました。特に京都はいちばん好きです。お寺とかに行くと感動します。でも、日本中コンビニと自販機はちょっと多すぎだと思いますね(笑)。電気もったいないなと思っちゃう。

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ー日本楽しいですよね。僕も旅行が好きなのでこれからいろんな所に行きたいです。他に趣味とか夢中になっていることはありますか?

趣味は映画ですね。最近見た作品では、“セッション”というアメリカ映画が好きです。ドラムが好きな主人公が名門の音楽学校に入って、鬼教師と奮闘しながら、自分の夢を叶えるためにがんばっていく話なのですが,感動して泣いちゃいました。勉強していることは違うけど、とても共感しました。
それから、趣味じゃないけど、猫を3匹飼っているんです。最初は一人暮らしが寂しいなと思って飼い始めたのですが、かわいくてかわいくて、今では3匹。名前はパインちゃん、ホワイトちゃん、コメちゃん、毎日癒されています。卒制の間も家で徹夜したりしたんですけど、猫たちに話しかけながら頑張りました。

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ー最後の質問なんですが、日本のファッションと中国のファッション、似ているところと違うところはどんなところでしょうか?

ちょっと難しいですね~。
日本来た頃は、中国ではまだファッションにあまりこだわりがなかったような気がするんです。日本のファッション雑誌などがどんどん入ってきていたので、日本に来たらなんか普通の人でもセンスがいいなと思いました。ファッションスタイルというのはとても可愛くて甘くて、少しセクシーな感じだと思います。そしてスタイルの種類もたくさんあるし、クラスのみんなも自分のスタイルとかコーディネートとか本当によくわかっていると思うんです。いい感じです。中国のファッションスタイルはすごくセクシーっぽいし、そしてかっこいいし、成熟した感じだし個性がとても強いなと思います。この2つの国のファッションスタイルは似ていると言ってもかなり異なっていると思うかな。

ーありがとうございました。卒業制作発表会を楽しみにしています。頑張ってください。

どうもありがとうございます。王くんも頑張ってください。

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卒業制作作品
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