
靴と魚が大好きな市山さんにお気に入りの靴や将来のことを聞いていこうと思います。
どんな靴を紹介してくれるのか楽しみです。

ーこんにちは。本日はよろしくお願いします。まず、初めに自己紹介をお願いします。
市山はい!ドレスメーカー学院ファッションサービス科2年の市山友彩です。誕生日は平成5年11月14日、二十歳になりました。出身は東京都足立区です。
ー足立区はどんなところですか?
市山下町で、靴などの革が有名なところですね。
ー小さい時から、靴などが身近で親しみがあったということですね?
市山そうです!私は小学校6年生からヒールのある靴を履いていて、昔はまだ安い靴ばかり履いていたのですぐ壊れてしまうのを、朝になったらおじいちゃんが直しておいてくれたり、磨いておいてくれたりしました。
ーやさしいおじいちゃんですね。それに中学生でヒールのある靴を履いていたのですか?
市山そうです、今では外反母趾になりました(笑)
ー小学校から自分で買い出して今は全部で何足持っていますか?
市山35足です!もったいなくて履けなくなってしまったものもありますが捨てられないです。

ーその35足の中でお気に入りを聞きたいのですがトップ3を教えてください。ますは、3位からお願いします。
市山去年の春ごろに、ネ・ネットで買ったスウェードのパンプスです。ヒールの部分がペリカンの顔になっていて階段を登っていたりすると後ろの人の目に付く靴です。値段は16.800円でした。歩きやすいですが、先ほども言った外反母趾が当たると痛いです(笑)
ー続いて2位をお願いします。
市山先日、アーバンリサーチで買ったインポート物のSonny label(ソニーラベル)というブランドの赤のエナメルのパンプスです。値段は16.800円でした。赤のパンプスでいかにもシンプルなものって以外とないんですけど、このパンプスはクラスメイトの人に教えてもらって知ったんです。画像見た時から一目ぼれしまして、買ってからはまだ一回しか履いていないんですけど、好きすぎて履けないくらいのきれいな靴ですね。
ー写真を見せていただきましたが、とてもインパクトがありますね。
市山そうなんですよ!エナメルで赤なので目立ちますね。でも、ちょっとヒールが高くて前の方のソールが厚くなく地面と近いから歩いているとすぐ疲れちゃうのが難点です。でも昔からあるような靴が欲しかったので、それに赤い靴買うとテンション上がります(笑)
ー最後に1位をお願いします!
市山はい!1位は靴のブランドで一番好きなUNITED NUDE(ユナイテッドヌード)で買った変形ヒールパンプスでメタリックブルーのものです。値段は31.500円でした。ヒールの部分が真っ直ぐになっていなくて、靴の真ん中から出ていて、普段ヒールのある部分にヒールがないんですよ!
ーそれは、歩きにくくないんですか?
市山それが、歩きにくくないんですよ、ウェッジソールみたいな感じなので意外と歩きやすいです。でも、牛革を使っているみたいで馴染みやすいんですけど、よく滑ることがあったり、以前に素足で履いた時にメタリックブルーの色が踵についたりしたことがあって、それは難点です(笑)
ーでも、履いていけばねっ!(笑)
市山そうですね(笑)。今は少し馴染んできたんで大丈夫です。でもその靴、履くだけで一気に視線が集まるのでテンションあがりますね!



ー3つともすごく個性的な靴じゃないですか、その靴に合わせる服とかはどうしているんですか?
市山ユニクロやGAP、H&Mなどのとにかくシンプルで安いものを買っています。靴だけにお金をかけたいので安くてシンプルな服を着るようにしています。去年は服にお金をかけていたんですけど、もともと好きだった靴に対する思いを思い出して、今年は靴にお金をかけるようになりました。
ーこんなにかわいい靴をたくさん持っている市山さんですが、これからまだまだ欲しい靴が出てくると思うんですけど、今狙っているんだ!これ欲しい!っていうのをまたトップ3聞かせてください!
市山はい!じゃあ3位から、ミネトンカの赤のモカシンです。定番なで、一足は持っていたいですし、これからの季節に履きたいので今年中には買いたいです。
2位は、好きなブランドUNITED NUDEのブロックパンプスです。ヒールの部分がブロックになっていて、パンプスからヒールがはみ出たようになっているんですよ。来年の初め頃には買えたらいいなって思います。
1位は、プラダの秋冬の新作で羊皮のサンダルが欲しいです。でも値段が98.700円で、学生には無理なんでいつか買えたらいいなって思いますけど、絶対に社会人になって買うぞとは思っていないです。安くてもデザイン重視で買っていきたいので。

ーありがとうございます。続いて、靴の会社に内定をいただいている市山さんですが、差し支えなければ、会社名教えていただいてもいいですか?
市山株式会社ジーフットです。イオングループです。
ーどんなテイストのブランドがあるんですか?
市山一番主要なブランドは、「アスビー」っていうブランドです。他には私が一番行きたいブランドの「フェミニンカフェ」っていうブランドで、東京にはあまり店舗がなくて地方に多く出展しているブランドです。名前の通り女の子が履いて可愛いものが低価格、5.000円くらいで買えるブランドです。
ー東京に店舗が少ないですけど、地方に転勤とかは考えているんですか?
市山はい!説明会の時点で全国転勤あると言われていたので、どのブランドも。私は、最初から全国転勤は覚悟していたし、むしろ東京よりも地方に行きたいという気持ちが強くあるので、地方に行って働きたいです。
ーまず、販売員を経験してからそのあとどうなっていきたいか教えてください。
市山私は、最初商品企画に行きたかったんですけど、面接の時も行きたいという熱い思いが伝わって、採用したいと人事の方に言われたんです。最近は、卒業生の方と話していて考えが変わり、自分のブランドを立ち上げたいなと思い始めまして、今はそのために貯金しています(笑)。
ーそのお店行きたいです!立ち上げたら、教えてくださいね!
では、最後に、「これだけは言いたい!」ことをお願いします。
市山はい!私が内定をいただいた会社は、お給料が試験制なんですけど、毎年一回受けなくてはいけなく、その試験に受かれば自分より先輩の方を越すこともできるんですよ。そこがすごく面白いと思って、私は先輩をどんどん抜かして嫌われ者になりながら上を目指していきたいです。それが私の野望です!
インパクトのある野望を聞けてよかったです。楽しい時間をありがとうございました。
今回インタビューして、普段ヒールを履かない私に、洋服というジャンルではなく、シューズというジャンルに挑戦する市山さんの、靴に対する熱い思いが、私にちょこっとだけヒール履いてみたいなと思わせてくれました。でも外反母趾にはなりたくないですね(笑)。
楽しい時間を過ごせてよかったです。いつかできる市山さんのブランドが楽しみです。
(interview & text : 木村 まどか)
