


昔から海外に関心があり、ファッションも海外トレンドを取り入れたスタイルを好みます。
今回は、学生生活最後の夏休みとして一番思い出に残ったニューヨークについて、
3泊5日滞在した心境や感想をインタビューしてみました。
-まずニューヨークに行った目的を教えて下さい。
山岸私は都会から離れ海や自然に囲まれて自由に過ごせる環境が好きなので、フィージーやバリなどの東南アジアに家族旅行として行く事が今までに何度もありました。
ですがその反面、大人になるにつれ洋画に出てくるあの輝かしいニューヨークという大都会にも行ってみたいと思うようになりました。留学したいと思った事もあり、今回の旅行で実際に町の人と会話して語学を身につけたいと思い、何の準備や計画も無しに道行く人に、このお店はどこ?オススメのクラブを教えて?など他愛のない会話をしながら、マップやインターネットに手を借りることなく、自分の力で街を廻り、時間に捉われず自由にスケジュールを立てて堪能しました。行き当たりばったりの旅行でしたが、私は観光施設に行くよりもニューヨークの街の雰囲気を楽しんで旅行を充実させようと思っていたので、明確な目的はありませんでした。
-お金はどうやって用意しましたか?
山岸私は学費を自分で払っているのですが、その用意していたお金に余裕がありその余ったお金と、バイトで貯めたお金を合わせてうまく遣り繰りしました。両親に手を借りずに行く事を決めていたので用意する手段は選びませんでした。
-英語が通じるか心配ではなかったですか?
山岸英語に関してはまったくなかったです!笑
今までいろんな外国の方と出会い会話をしましたが、自然にジェスチャーや口元の動きで理解できました。心配であれば、行く前の準備として多少の日常会話はマスターしておいた方が良いと思います。それに渡航先で周りの人達の会話がわかると、更に旅行が楽しめると思います。
-ニューヨークで行ったお気に入りの場所を教えて下さい。
又、twitterやFacebookでたくさん写真をのせていましたが一番のお気に入りの写真を教えて下さい。

ニューヨークで撮った写真は数えきれない程ありますが、中でもこのショットがお気に入りです。何故?と思う方が多いと思いますが、何気なく撮った写真でもこの蛍光色のT-シャツを着たふくよかなおじさんと移動販売車のホットドック屋さんとの組み合わせが、非常にマッチしていて好きなんです。インパクトがありアメリカらしいショットでお気に入りです。
-ニューヨークで過ごした3日間のスタイルポイントを教えて下さい。



1日目
山岸1990年代公開のパルプフィクションという映画に登場するブルース・ウィルスのファッションをテーマにコーディネートしました。ポイントは、自分でリメイクしたシンプルなトレーナーに、メンズの革のブルゾンを合わせボーイッシュにまとめたところです。このブルゾンは古着で購入したものなので味が出ていてとても気に入っています。
2日目
山岸全体的にガーリーなコーディネートに仕上げました。スカートはマークジェイコブスで、シルエットはフレアーですが、生地がウールなので重さもありながらも裾の揺れ感が大人っぽくてお気に入りです。ちなみに、丸めがねは安いサングラスのレンズを外してつけています。
3日目
山岸ソーホーという街の雰囲気に合わせたコーディーネートで全体的にカジュアルにまとめました。又、このめがねは50年代のアメリカで使われていたもので、このボロボロ感が渋くて髪の毛をアップにするとより引き立ちます。
-ニューヨークで起こったハプニング話など教えて下さい。
山岸偶然クラブを探していた際、話かけた男性が良いクラブを知っていると言ってくれたので、住所など詳細を聞き友達二人で向かったのですが、店内に入ろうとした瞬間にガードマンに止められたんです!どうやら理由を聞いたところ、ここは普通のクラブではなくオカマ専用のクラブだった事を知り、あまりの恥ずかしさと驚きに友達とすぐさま違うクラブに向かいました。冷静になって考えると騙されたんですよね・・・。
-帰国し、空港についた瞬間はどんな気持ちでしたか?
山岸これが私の現実。という感じで正直寂しかったです。又、次の日は当たり前のようにいつもの生活に戻りアルバイトのシフトも入っていたのですが、時差ボケが酷く眠たかったです。



-ニューヨークに行く際のアドバイスと、
またニューヨークに行くのであればどんな事をしたいですか?又、最後に皆さんに一言お願いします。
山岸アドバイスとしては、ニューヨークの移動手段は地下鉄を使うこと。又、私みたいに気軽に話しかけられても付いて行かない事。私はニューヨークの良い面も悪い面も知りたかったのと、様々な人々と出会いたかったのを理由にコミューニケーション多くとりましたが・・・。声を掛ける人がみんな悪い人だとは限りませんが、常に気を引き締めて街歩きをするべきだと思います。
またニューヨークに行けるのではあれば、ブルックリンにステイし、一ヶ月程ニューヨークの市民として生活してみたいです。その為にはまずお金を貯める事から!頑張ります!
海外に興味がある方、無い方にもニューヨークの事を知ってもらえたかな?ここまでお付き合いして頂きありがとうございました。
(interview & text : 浅野 美南海)
