ーファッションが好きだからドレメへ入学したのだと思います。今、ファッションに関わることで一番楽しいと感じることは何ですか?
越前とにかく洋服が好きだから、「服飾造形」も、ビジネスに関わることも、分野問わずでも洋服に関わること全てが今一番楽しい時間です。
ー取り組んでいるブランドがあると伺っています。それについて教えてください
越前きっかけは、高校生の時くらいから自分のお店を持ちたいと思っていて、それはドレメに入ってからも変わらないんですけど、服飾造形科の友達と仲良くなって、その子とは考え方がすごく似ている部分がありました。さらに、洋服の趣味も似ていたので、じゃあ何か一緒にやろうかってなって「un autre moi」というブランドを立ち上げました。
ー主に何を作っているのですか?
越前アクセサリーがメインで、洋服も少し作っています。アンティーク系のアクセサリーが中心です。それらは全て自分達で作っています。
ーではun autre moiに取り組んでいて、楽しいことと、難しいことを教えてください
越前難しいと思うのは全部自分達でやらなきゃいけないから、物を作るのもゼロから始めなきゃいけないし、それらを広めていく作業も自分達でしなきゃいけない。今までやったことがないことだから全部模索しながらやっているっていうことがちょっと難しいです。でも、自分の好きなことだから、難しいと思っても全然苦にはならないし、自分達で進んでいってるってことがわかるから、それがまた楽しい。
ーun autre moiと優理愛自身の将来のビジョンを聞かせてください
越前まだ外に出てショップを開いてるわけじゃないから、どうなるかっていう先は全然見えていません。でも最初にみんなにお披露目するのが10月26日のドレメ祭りだから、それ次第でここから先決まってくるのかなって思います。それは記念日かもしれないけど、今は不安しかないかなっていう感じ・・・。
できれば、このブランドが大きくなって、それで生活できるようになればいいかなって。私も一緒にやってる友達も企業で働きたくないっていうか、社会に縛られるのがいやみたいな感じの二人だから、そうやって自分の好きなことしてお金稼げるんだったら、すごく幸せかなって思います。このブランドをやって食べていけることが目標!
ーブランドに取り組む原動力は?
越前ブランド立ち上げてからいろんな物を見てきました。歳が近い子でもそういう活動をしていたりするので、いろんな人の展示会を見に行ったりしています。そこで、この人たちはこんなにすごいことをずっと前から知っていたのに、なんで私はこんなに狭い世界で生きていたんだろうって思って、負けたくないって思いました。私は負けず嫌いだから、そういう悔しさからっていうのが大きい。そのきっかけがあって行動に出ました。今まで、口だけでやりたいやりたいっていって何も実行できていなかったから、今度はほんとにやろう!って思って。今では生活の軸がこのブランドになっています。
ありがとうございました。
これからのun autre moiがどうなっていくのか、とっても楽しみです!頑張る優理愛を応援し続けます!!!
(interview & text : 土岐 那伎紗)